リポジトリをメモ帳として使える GitHub App を作った

制作物はこれ。

これは何

GitHubリポジトリをまるごとメモ帳保管場所にする GitHub App。リポジトリ内の Markdown ファイルを作成、検索、編集できるシンプルな UI を提供している。App をインストールして、メモ帳にしたいリポジトリに権限を与えることで使えるようになる。

ファイルの作成、検索、編集は GitHub の UI 上で普通にできるが、公式との違いはメモ帳としての UI に特化して情報のノイズを少なくしていること。

考え方は GaaTS (GitHub as a Text Storage) に影響を受けていて、GitHub をテキスト保管庫として使うために、用途(今回は「メモ帳」)に適した UI を提供する App を作ってみたいと思った。

技術スタック

Next.js (TypeScript) + Vercel で作った。両方とも初めて使ってみたけど、使いやすい。特に今回のような、フロントエンドがメインで API が少しだけ必要なケースでは、Next.js が適していると思った。

Next.js は SSR 内蔵フレームワークというイメージだったが、それ以外にも開発が楽になるメリットがあった。

  • ディレクトリ構成がそのままルーティングになるのでページの管理が楽
  • API を生やしやすい

これまでちょっとした React プロジェクトは create-react-app を使っていたけど、ルーティングが楽になるメリットだけを考えても Next.js を最初から使っておくと開発速度が上がりそう。